人は、ついつい人と自分を比べてしまいます。しかし、中には人と比べないで
自分の進む道をまっしぐらに進んでいる人もいます。
その違いはどこから来るのでしょうね。
人と比べている人は自分の何と相手の何を
比べているのでしょうか?
それは
見えるものです。
要するに、
人の能力と自分の能力
人の行動と自分の行動
人の結果と自分の結果
人の環境と自分の環境
これら、目に見えるものを比べているんですね。
覚えがあるのではないでしょうか?
自分と人を比べがちな人は
自分自身の評価も能力・行動・結果・環境
で評価するんです。
だから、人と比べがちな人は人と比べて苦しくなる
&
自分の評価を目に見える
能力・行動・結果・環境だけで
評価をするので、苦しくなってしまう。
落ち込んでしまう。もう、やめる!
ってなってしまうんです。
では人と比べない人はまたは、比べたとしても
自分の心や行動などに影響を及ぼさない人は
どんな人なんでしょうか?
それは
見えないものを見ている人です。
自分自身の価値観
(何が大事?)
自分自身の信念
(望みは?想いは?)
自分自身の認識
(自分は何者?)
自分自身の使命
(誰のなんのためにするの?)
この目に見えないものを見ながら、これに従って
進んでいる人は、人と比べたりしません。
これらの目に見えないものは、
目に見える物より難しいと感じるはずです。
今すぐに言葉にできる人はほとんどいないでしょう。
企業にも、理念・ビジョンがあります。
この理念・ビジョンがない企業と
理念・ビジョンがある企業と
経常利益率を20年間にわたって調査したそうです。
理念・ビジョンがない企業の利益率は20年間で2.16%
理念・ビジョンがある企業の利益率は20年間で8.07%
20年間で4倍です。
目の前の儲けることばかりを追いかけているのではなく
理念・ビジョンに従って企業を発展させていく方が
はるかに結果が出るということです。
個人でも、大きな塊の企業でも
自分自身の価値観(企業)
(何が大事?)
自分自身の信念(企業)
(望みは?想いは?)
自分自身の認識(企業)
(自分は何者?)
自分自身の使命(企業)
(誰のなんのためにするの?)
は、結果を出すためにも必要なことなんですね。
目に見えるものだけで自分を評価するのではなく
目に見えるものだけを追いかけるのではなく、
本当に大切な目に見えないものを
改めて考えてみませんか?