事実と感情が混ざり合うといいことはないなあと思います。
自分自身のことでも、相手に対してのことでも、
事実と感情は、分けて考え、分けて伝えましょう。
自分自身に対しても相手に対してもです。
事実と感情はきちんと分けて
考え、分けて伝えることを意識したいものです。
例えば、自分自身に対してのことで言うと、
やろうと思っていたのにできなかった。
という場合、
やろうと思っていてできなかったことは何なのか。
それの何が出来て、何が出来ていないのか。
できなかったことで、何が起きたのか。
できなかったことで、何が起きなかったのか。
要するに、目標に対しての結果と、GOODとBADを
頭の中じゃなくて、ノートなどに残しておくことです。
そして、そのことについての感情を書き足しておくことです。
頭の中がぐちゃぐちゃです。と言われますが、
ぐちゃぐちゃのままだと気持ち悪いですよね。
ですので、
頭の中の整理整頓を常に意識することをお勧めします。
また、相手に対してという場合は
自分自身の時以上に、
事実と感情を分けて冷静に、
対応して下さいね。
自分が正しいと思っていて、本当に正しい事柄だとしても
正しいことがすべてにおいて正解ではないのです。
ある会社の会議での出来事です。
ある社員が、多くの人がいる中で、
社長に向かって、
「社長、いい加減に今どきのマーケティングを
きちんと学んでください。
業績が下降しているのは、社長の勉強不足のせいです。
○○というものを導入し、△△を~~~~~~。
社長、よろしくお願いします。」
と言ったそうです。
その時の社長は、とても紳士的な対応をされ、
その後、言われたことも勉強して
会社の業績は上がっていったそうです。
ですので、その社員は、素晴らしい助言をしたわけです。
ところが、その1年後、その社員は降格されたそうです。
そして、その社員はその会社を辞めたそうです。
たとえ、どんなに正しいことでも相手をジャッジしたり
自分の考えが正しいとばかりに押し付けたりしていませんか?
(自分では、そのようにはおもっていないのでしょうが)
気を付けないと、後でとんでもない
しっぺ返しが来るかも知れませんよ。
●おさらい
事実と感情を分けること。
ジャッジしないこと。
これができることが増えてくると、
自分自身が生きやすくなり
相手のことも受け入れやすくなると思いますよ。
そして、ごちゃごちゃした感情も、あまり持たなくなると
思います。